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 洗濯物に紛れて家の中に忍び込み、捕まえるといやーな臭いを放つ嫌われ者。カメムシたちの謎に迫る企画展「カメムシ展」が20日、山口県周南市の徳山動物園・展示館で始まる。臭いを嗅ぐ「恐怖の装置」も登場。「さあ、ひと嗅ぎしようぜ!」と来場を呼びかけている。

 園では夏休みの子供たちに楽しみながら生き物への関心を持ってもらおうと、ユニークな企画展を毎年開催。「夏だ!ゴキだ! ごきぶり展」(2015年)や、排泄(はいせつ)物にスポットを当てた「うんこ展」(17年)などが大ヒットした。

 「カメムシ展」は、飼育員たちが手分けして捕まえた十数種の生体を40種以上の標本とともに展示。家にやってくるクサギカメムシとマルカメムシを「臭いカメムシの2大エース」、絶滅が危惧される水生昆虫タガメを「カメムシ界のスーパースター」として、隠された生態を解き明かす。

 担当する久保統生(とうき)さん(26)と小柳津(おやいづ)未和さん(29)は「身近なのに意外と知られていないカメムシたちの世界を見てほしい」。9月1日まで。(三沢敦)