【動画】静岡県伊東市沖の海底火山撮影に成功
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 伊豆半島ジオマリンクラブ会長でダイビングインストラクターの大西敏郎さん(48)のチームが9日、遠隔操作水中ロボット(ROV)を使い、静岡県伊東市沖で1989年7月に噴火した海底火山「手石海丘」の撮影に成功した。19日午後6時から伊東市観光会館で開く「伊東沖海底噴火30周年記念シンポジウム」で映像を公開する。

 調査は、いとう漁業協同組合の協力で実施。同市沖3キロの海底噴火地点で漁船からROVを潜航させた。大西さんが操作するROVは水深120メートルの火口最深部に到達、船上に映像を送ってきた。火口の底は泥が堆積(たいせき)しており、平坦(へいたん)だった。周辺の斜面では溶岩や噴火で噴出したとみられる軽石のような石が見られた。

 調査には伊豆半島ジオパーク推進協議会の鈴木雄介専任研究員も参加。「溶岩などが確認でき興味深い。映像をさらに分析してみたい」と話している。

 シンポジウムでは研究者による基調報告や、噴火を目撃した人らも参加するパネルディスカッションがある。入場無料。(岡田和彦)