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 夏休みを笑顔で過ごして――。JAグループ茨城は9日、生活困窮世帯の子どもたちに食料を送る活動をするNPO法人「フードバンク茨城」(本部・牛久市)に協力するため、サツマイモとタマネギ500キロずつを贈った。同NPOはこれまでに集まったレトルト食品などとともに10日、241世帯に発送する。

 この活動は、同NPOが昨年の冬休みから始めた「子ども支援プロジェクト」。この日は、会員ら約50人が、サツマイモとタマネギに加え、農家から贈られたジャガイモなどと合わせて袋詰めした。他のJAや生協、企業などから提供された米、野菜、缶詰、レトルト食品とともに1箱に約14キロを詰めて発送する。

 牛久市内の教会であった贈呈式では、JAなめがたしおさいの金田富夫・営農経済部長らが「おなかと心を満たしてほしい」とあいさつ。同法人理事長の大野覚(さとし)さん(39)は、県内でも4万人を超える子どもが生活に困窮し、給食がなくなると1日1食になる子がいる実情を訴えながら、「少しでも夏休みを元気に過ごしてほしい」と話した。

 フードバンク茨城は2011年に発足。家庭などで食べ切れずに廃棄されている食品を譲り受け、自治体や社会福祉協議会などを通して提供しており、18年は約108トンを届けた。(佐藤清孝)

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