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 降るの、降らないの? 傘を持ち歩くじめじめとした日が続いている。困っているのは人間だけではない。東京都台東区の上野動物園では、雨にぬれるのを避けるように麻袋をかぶるメスゴリラが話題だ。アフリカの熱帯雨林が生息地のゴリラ。それでも、雨は苦手?

 上野動物園には、今7頭のゴリラが暮らしている。麻袋をかぶる姿がよく見られるのは、推定40歳のトト。ゴリラ舎では、普段から敷いたり、遊んだりするために麻袋を置いているが、トトは雨にぬれないようにかぶるのだという。最近は、ゴリラの子どもたちの中で、9歳のコモモがまねするようになった。普段は四本足で堂々と歩くボスゴリラのハオコも雨が降ると、二本足で走って、洞穴に避難する。

 教育普及係の今西亮さんは「自分の意思とは関係なく、突然ぬれてしまうのが嫌なのではないか」と話す。夏の暑い日には、行水するゴリラもいる。生息地の熱帯雨林は常にじめじめしている状態。ぬれること自体が嫌いというわけではないようだ。

 一方で雨の日、部屋に戻るのが遅れたゴリラが、貧乏揺すりをしたり、生あくびを繰り返したりする様子が目撃されたこともある。「相当なストレスを感じている証拠。毛がぬれれば、体温も下がり、体調管理にも影響する」と今西さんは話す。

 雨を避けるゴリラは各地で目撃…

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