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 子育て中の男性が職場で嫌がらせを受ける「パタハラ」があったとして、会社側を訴える裁判が相次いでいます。インターネット上で共感の声が広がり、それが働き手の背中を押しています。(吉田貴司、内藤尚志)

 パタハラは、パタニティー(父性)ハラスメントの略。5日、東京地裁で予定されていたパタハラをめぐる裁判の証人尋問が、急に延期になった。

 原告は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の元社員でカナダ国籍のグレン・ウッドさん(49)。育児休業をとったら仕事を減らされるなどの嫌がらせを会社から受けたとして慰謝料などを求めている。この日、ウッドさん本人が初めて出廷して思いを述べるはずだった。

動画50万回再生

 原告側の弁護士によると、多数の傍聴人が見込まれ、裁判所が混乱をおそれて10月9日に延期を決めたという。ウッドさんは6月中旬、裁判の意義について「多くの日本人と外国人の親御さんや未来にまで影響する先例となります」と自ら語る動画をフェイスブックに投稿し、約50万回も再生されていた。

 訴状などによると、ウッドさん…

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