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 終戦後の混乱で中国に置き去りにされた女性の人生を、一人芝居で演じ続けている舞台俳優の神田さち子さん(75)が8月12日、地元の東京都調布市で公演する。通算198回目で、来年開催予定の200回目を最後にするつもりだ。神田さんは「戦争をすれば弱い者が犠牲になると多くの若者に伝えたい」と話す。

 神田さんが演じる一人芝居「帰ってきたおばあさん」は、鹿児島から開拓団に加わり、旧満州(中国東北部)に渡った女性の実話をもとに作られた。日本の敗戦に伴い、逃げる途中で足手まといになると言われて我が子を手にかけてしまう。その後、匪(ひ)賊(ぞく)に襲われ、夫からも見捨てられて、中国人と再婚。子どもが生まれたが、文化大革命で家族がバラバラになってしまう――。

 神田さんも旧満州で生まれた。終戦後に帰国したときは2歳で、ほとんど覚えていない。大学卒業まで福岡で過ごし、夫が急死した後、1993年に調布市へ。仕事を通じて知り合ったのが、一時帰国していた残留婦人たちだった。

 「何かできることはありません…

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