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 埼玉県横瀬町横瀬で、棚田「寺坂棚田」に明かりをともす「ホタルかがり火まつり」がこのほどあり、雨のなか多くの人が幻想的な風景を楽しんだ。

 農家の高齢化などで耕作放棄地となっていた棚田を保全・活用しようと地元が保存会を結成。都市住民の稲作体験や棚田オーナー制度などに取り組んできた。火まつりは、県内最大級とされるこの棚田の風景を楽しんでもらおうと、2007年に始まった1日限りのイベントだ。

 6日夕、約4ヘクタールの棚田のあぜ道などで、使用済み天ぷら油からのバイオディーゼル燃料を使ったかがり火600個を点灯させた。周囲が暗くなるとかがり火が点々と浮き上がり、人々はスマートフォンやカメラのシャッターを盛んに切っていた。(原裕司)