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 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は9日、イランとイエメン沖の海上交通路(シーレーン)の安全を守るため、多国籍の有志連合の結成に向けて調整していることを明らかにした。ロイター通信が伝えた。

 ダンフォード氏は記者団に「ホルムズ海峡とバブルマンデブ海峡の航行の自由を守るため、有志連合をつくれるかどうか、多くの国と連絡をとっている」とし、今後数週間以内にどの国が参加できるか判断し、具体的な役割分担を話し合う方針を明らかにした。

 6月にホルムズ海峡付近で日本の海運会社が運航するタンカーなど2隻が攻撃されたことを受け、米国は民間船の防衛に向けて国際社会の協力を求めているとみられる。ホルムズ海峡を経由するタンカーで運ばれる原油に依存する日本にも協力を求める可能性がある。

 トランプ米大統領は6月、日本や中国などを名指しして、ホルムズ海峡を通過するタンカーを「自国で守るべきだ」と主張していた。(ワシントン=渡辺丘)