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 原爆の惨禍を伝える「ヒロシマ原爆展」(徳島県、県遺族会、広島平和文化センターなど主催)が10日、県立21世紀館(徳島市八万町)と県戦没者記念館(同市雑賀町)で始まった。

 県内開催は14年ぶり。21世紀館では、広島平和記念資料館(広島市中区)所蔵の焼け焦げた三輪車の複製や爆心地周辺の写真など約100点を展示。戦没者記念館には被爆者の描いた絵など約50点を展示する。

 10日に21世紀館であったオープニングセレモニーで、広島平和記念資料館の滝川卓男館長は「『こんな思いを誰にもさせてはならない』という被爆者の思いを共有し、核廃絶と平和な世界の実現に寄与したい」とあいさつした。

 21世紀館は30日まで(16、22、29日休館)、戦没者記念館は8月7日まで。いずれも入場無料。戦没者記念館では13日午後1時半から、12歳で被爆した笠岡貞江さん(広島市)が体験を語る。問い合わせは県遺族会(088・636・3212)。(福家司)