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 岐阜県高山市内の中学校で3月、剣道部顧問の30代男性教諭が稽古中、男子部員(当時2年生)の耳付近を竹刀で殴打し、左の鼓膜が傷つくけがを負わせていたことがわかった。男性教諭は後日、この部員に「もう片方も聞こえないようにしてやろうか」と暴言を浴びせていた。学校側は外部からの指摘で把握したが、市教育委員会に報告していなかった。

 男性教諭は朝日新聞の取材に対し、稽古中に男子部員の側頭部を竹刀で打って鼓膜を傷つけたことを認め、「稽古の流れの中で当たってしまった。意図的ではない」と説明した。暴言についても認め、「もっとできるのに、たるんでいるように見えた」と述べた。

 学校などによると、教諭はこれまでも、複数の部員に「一度死ね」「ぶっ殺す」などの暴言を吐いたことがあったという。部員から「夜眠れない」など体調不良を訴える声もあり、保護者らが教諭に暴言などをやめるよう伝えたという。

 教諭はこうした暴言も一部を認め、「試合に勝たせてやりたい気持ちが強かった」と釈明。けがをさせたことを含め、保護者や部員に謝罪したという。

 学校側は「教諭が反省の姿勢を…

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