弁当盛りつけやホットスナック調理・・・食品業界にロボ

長橋亮文
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 人手不足に悩む食品業界で利用してもらおうと、おかずを弁当容器に盛りつけたり、コンビニのホットスナックを調理から提供までしたりするロボットが登場しつつある。東京・有明の東京ビッグサイトで12日まで開かれている国際食品工業展で最新の技術をもつロボットを取材した。

 ロボット・AIベンチャーの「アールティ」(東京都千代田区)が開発中の人型ロボットは、唐揚げやミニトマトなどのおかずを、ベルトコンベヤーに載って流れてくる弁当箱に盛りつけられる。大きさが一つひとつ異なるおかずを適切な力でつかむことは難しかったが、頭部のカメラで食材を認識し、人工知能(AI)がトング(はさみ具)で食品をつかむ力などを調整する。中川友紀子代表取締役は来秋以降の実用化をめざす。「人間と比べて作業のスピードが課題」と話す。

 ロボットベンチャーの「コネクテッドロボティクス」(東京都小金井市)は、コンビニでの導入を想定した「ホットスナックロボット」を展示した。フランクフルトや唐揚げを冷蔵庫から取り出してフライヤーに投入し、保温機に並べる。カウンターでタブレット端末を通じて客の注文を受けると、保温機から取り出して容器に載せて提供する。提供までの時間は約30秒。1時間に120本をつくれる。すでに大手コンビニからも問い合わせがあるという。

 厚生労働省の調べによると、食品製造業の労働力は他の製造業よりも不足している。日本食品機械工業会の調査では、2017年の食品機械の販売額は5761億円で、年々伸びているという。(長橋亮文)

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