ジョシュ・クーリー監督「『トイ・ストーリー』の第2作で、ウッディは博物館へ行くよりアンディのそばで生きると決めた。第3作は、成長したアンディと別れボニーのものになった。第4作でウッディは新たな決断を下す。苦くて、ハッピーとは言い切れないラストだ」
私「ウッディにとって堕落なんじゃありませんか?」
12日から全国公開されているディズニー/ピクサーのCGアニメ「トイ・ストーリー4」を見終わった時、正直ハラが立ちました。しかしクーリー監督へのインタビューの質問を考えていた時、ストンと腑(ふ)に落ちたのです。ああ、これは「迷える中年男」のドラマなんだと。それなら、愛すべき作品です。そして「トイ・ストーリー5(完)」が見たい――そんな妄想が膨らみます。あ、ネタバレありです。
第2作のラストは全てのピクサ…
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1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。現在は大阪・生活文化部所属。2012年に日本評論社から「1面トップはロボットアニメ 小原篤のアニマゲ丼」を刊行。
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