【動画】「外れて!」 イルカの胴体に金属リング=紋別海上保安部巡視船「そらち」提供
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 北海道紋別市にある紋別海上保安部は10日、胴体にリング状のものが挟まった状態で泳ぐイルカを発見し、撮影した、と発表した。何らかの要因でリングに頭を突っ込んで外れなくなったとみられるという。

 同海保によると、8日午後1時25分ごろ、紋別港に係留中の巡視船「そらち」(650トン)の乗組員が、船内での訓練の様子を動画で撮影していたところ、船窓から港内を泳ぐイルカを発見。珍しいため、イルカも撮影した。夕方になって動画を確認したところ、イルカの胴体にリングが挟まっているのに気づいた。

 その日のうちに日本鯨類研究所が動画を確認。イルカはカマイルカで、リングは研究用のものではないことが分かった。薄いテープ状の金属製のリングとみられ、胸びれの辺りに引っかかり、イルカの体は痩せているという。

 イルカは撮影中の20分ほどの間、姿を見せていたが、以来、見つかっていない。海保は「何かのはずみでうまく外れてくれれば……」と話している。(神村正史)