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 11日、リブワーク藤崎台球場と県営八代野球場で、10日に雨天順延となった計5試合が行われた。湧心館・松橋―菊池農の試合では、連合チームが投打共に粘り強さを見せ、勝利を収めた。

連合チーム 育んだ信頼感

 県営八代野球場に11日、勝利チームの校歌として、湧心館、松橋の両校の校歌が続けて響き渡った。

 昨年8月に連合チームを結成。だが、両校の野球部員が同じ場所で練習する機会は、週末の練習試合くらい。それでも選手たちは限られた時間で、サインプレーや内外野手の連携を確認し、本番で互いの持ち味を生かせるよう、プレーの精度を高めてきた。日頃からLINEで対戦相手の情報を共有し、今年5月の連休には同じ宿で寝食を共にして仲を深めた。

 この日の試合で、力投をみせた湧心館の投手渡辺は、バッテリーを組む松橋の捕手明石を「口数は多くないが頼れる4番。チームのお父さんのような存在」と言い、明石も渡辺を「自分を信頼して投げてくれる」。二人の間に築かれた信頼感をにじませた。

 選手たちは胸を張り、高らかにそれぞれの学校の校歌を歌い上げた。(井岡諒)