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 ぷりっぷりの脂がのったマグロの握りをつかみ、クイッとひねると水がジャー。そんなユニークな蛇口を大阪の水栓器具メーカーと近畿大学(大阪府東大阪市)の学生が作った。

 「まぐろ蛇口」を製造・販売しているのは大阪市西区の水栓器具のメーカー「カクダイ」。約7年前から「Da Reya(誰や)シリーズ」と銘打ち、やかんや手裏剣の形をした風変わりな蛇口を販売している。「まぐろ」もシリーズの一つで、正式名は「まぐろ蛇口って言うてるヤツ、誰や?」。

 近大との連携のきっかけは約3年前。ある展示会でカクダイの蛇口を見た近大の教授が、ゼミの学生と商品開発をする企画を同社に提案。2017年春から佐藤絵里奈さん(22)ら4人の学生と製品化を進めてきた。

 「東京五輪開催も決まった。多くの外国人観光客に向けて日本をアピールできる蛇口を作ってみたい」。佐藤さんらはそんな思いを企画会議で伝えた。日本酒をイメージした「とっくり形蛇口」なども候補に挙がったが、近大が完全養殖に成功した「近大マグロ」のPRにもつながると考え、「マグロ握り形」に決めた。

 蛇口のパイプ部分がすし下駄と一体化した構造で、下駄にのった食品サンプルの「マグロ握り」を左右に動かすことで水が流れたり止まったりする。

 学生と企画にあたったカクダイ…

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