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 祇園祭・前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)を前に、組み上がった鉾を試運転する「曳(ひ)き初(ぞ)め」が12日、京都市中心部であった。この日は四条通周辺の長刀(なぎなた)、函谷(かんこ)、鶏(にわとり)、菊水、月の各鉾が「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)を奏でながら、それぞれの町会所付近の通りを往復した。

 5基の鉾で最も早い曳き初めは函谷鉾。音頭取りの「エンヤラヤー」の掛け声に合わせ、参加者が綱を引くと、巨大な鉾がギシギシと音を立てて動き出した。

 鶏鉾の近くにある池坊短大(下京区)の学生約200人は浴衣姿で一足早く巡行の雰囲気を楽しんだ。1年の岡野由佳(ゆか)さん(18)は「鉾は想像以上に大きく、迫力がすごかった」と話した。(大村治郎)