[PR]

 日本画家、戸倉英雄さん(42)=京都市南区=の個展「黄金航路の宵」が12日、中京区御池通東洞院角の「しまだいギャラリー」で始まった。祇園祭の山鉾(やまほこ)などを描いた作品約30点が並ぶ。17日まで。

 戸倉さんは南区出身。小学3年の時には祇園祭で八坂神社のみこしを馬に乗って先導する「久世駒形稚児(くぜこまがたちご)」を務めた。東京芸術大で日本画を学び、シルクロード沿いにある中国・新疆ウイグル自治区のウルムチでは絵画などの模写を続けた。「ベルギーのじゅうたんを飾ったり、中国の故事にちなんだりする山鉾がある祇園祭は、シルクロードの東の果てで生きる国際色豊かな祭り」だと実感した。

 今回は長刀(なぎなた)鉾、鶏(にわとり)鉾、南観音山など祇園祭関係の作品のほか、五山の送り火、「万葉集」の額田王(ぬかたのおおきみ)の歌を題材にした「三輪山惜別」などを出展。戸倉さんは「祇園祭と一緒に絵も楽しんでほしい」と話す。

 入場無料。午前10時~午後6時(17日は午後2時まで)。問い合わせは同ギャラリー(075・221・5007)へ。(大村治郎)