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 南極・昭和基地で観測している越冬隊員とリアルタイムで交信する「南極教室」が12日、茨城県牛久市立中根小学校で開かれた。6年生192人が、同市出身の隊員・松嶋望さん(33)から基地での仕事や生活、食事などの説明を受け、南極への興味を広げた。

 国立極地研究所(東京・立川市)が全国の小中高校で催している企画の一環。松嶋さんは昨年暮れから、第60次観測隊の越冬隊(31人)の一員として電気設備全般を担当している。

 松嶋さんは画面を通して「基地は冬、完全に閉ざされるので、1年分の食料や荷物を夏の間に持っていきます」と南極の暮らしを紹介。基地の仕事については「天気を見る人やオーロラを調べる人、空気や海、氷を観測する人もいます」などと説明した。

 細谷哲慈(てつじ)君(11)は「南極には興味がなかったけど話を聞いて行ってみたいと思った。氷の観測をしてみたい」と笑顔だった。