[PR]

 全面リニューアルのため今年1月から休業している名古屋・栄地区のシンボル「名古屋テレビ塔」の改修工事の現場が、報道向けに公開された。耐震性を高める工事が進んでおり、完了すれば、震度6強の地震にも耐えられるようになるという。テナントなどを刷新して、2020年夏に再オープンする予定だ。

 工事では、4本ある塔の「脚」に免震装置を取り付ける。塔の基礎の部分と、地中の脚部分を切り離し、その間に揺れを吸収できる免震装置を差し込むようなイメージという。総工費は30億円ほどを見込む。

 名古屋テレビ塔は、1954年に日本初の電波塔として東京タワーよりも早くオープンした。今回のリニューアルでは、これまでの外観は保ちながら、新たに高級ホテルやレストランを誘致する。地上デジタル放送移行(2011年)で、電波塔としての役割を終えたため、名古屋テレビ塔の名称を変更するかどうかも検討されている。(石塚大樹)