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(12日、WBAミドル級タイトル戦 村田諒太―ロブ・ブラント、村田のTKO勝ち)

 しばらく、感情が表に出なかった。2回2分34秒、逃げ回るブラントの体をレフェリーが抱き、試合を止める。「はよ、止めろと思っていた。ホッとした」。TKO勝利でリベンジを果たした瞬間、村田はただ、安堵(あんど)していた。「今は夢見心地。2、3日したら喜びがあふれてくると思う」

 前回の対戦前はインフルエンザにかかり、調整に狂いが生じた。不調の理由を技術に求め、自分のスタイルを崩した。再起を決意した理由は「ふがいない戦いを人生最後にしたくない」。敗因は自分。再戦の勝算は、そこにあった。

 中学生時代から繰り返してきた…

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