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 高齢ドライバーの運転ミスによる交通事故が相次ぐ中、宮崎県延岡市街地の踏切で、89歳男性が運転する乗用車と特急列車が接触する事故があった。けが人はなかったが、一歩間違えば大惨事になりかねない事例だ。車両通行禁止の踏切に、なぜ男性は進入したのか。事故を検証すると、道路交通行政の死角が見えてきた。

 事故は4日午後3時ごろ、延岡市中川原町のJR日豊線三軒家踏切で発生。踏切内で脱輪して立ち往生した男性の小型車に、下り特急列車(6両編成)が接触した。踏切は車両通行禁止だったが、男性の車は車止めの脇から進入した。

 「初めて通る道だった。車で行けそうだと思ったから踏切に入った」。事故直後の現場で男性は、警察官の質問に答えながら何度も首をひねっていた。

 同乗していた妻によると、男性は毎日のように妻の送迎などで車を走らせ、運転には自信を持っていた。この日は、線路の西側から東側の目的地へ向かう途中だった。いつも曲がる角を通り過ぎてしまったため、初めての道路に入って踏切を探したという。

 事故当時、三軒家踏切へ西側から向かう車には二つの関門があった。一つは踏切へと続く取り付け道路(長さ約25メートルの市道)の入り口の道路標識。もう一つは踏切直前の車止めだ。

広がった道幅、誤認誘う?

 だが、「車両通行止め」を示す…

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