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 東京出身のパントマイミスト、バーバラ村田さんと、手回しオルガン奏者・写真家の紀(きの)あささんによる「旅する大道芸術」の催しが13日、北海道函館市末広町の金森赤レンガ倉庫前で開かれた。21日まで開催中の「旅する芸術祭 はこだてトリエンナーレ」の催事の一つ。絵画や立体像など「動かないアート」に対する「動くアート」として企画された。

 バーバラ村田さんは、自身の顔から形をとったマスクを直角や百八十度などの角度で身につけ、さまざまな「自分」が愛し合ったり、反発し合ったりする姿を描いた「かたわれ」という作品を演じた。紀さんは手回しのオルガンを奏でながら、童話やトリエンナーレ出展作品にまつわる物語を語った。

 バーバラ村田さんは「古い建物が大道芸になじむ感じがした。観客に集中して見てもらえてよかった」と話していた。(三木一哉)