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 ノーベル平和賞を受賞した中国の人権活動家、劉暁波(リウシアオポー)氏が亡くなってから2年が過ぎた。劉氏を連想させる壁画を中国本土で公開したとして、当局に一時拘束された芸術家が通信アプリを通じて朝日新聞の取材に応じ、民主化運動に人生を捧げた劉氏の精神は「代々、継承されていく」と訴えた。

 取材に応じたのは、中国出身でフランス在住の芸術家、胡嘉岷さん(35)。2017年12月、深セン市主催の芸術展に壁画を出展したところ、描かれた「無人の椅子」が獄中の劉氏が出られなかったノーベル平和賞の授賞式を象徴しているとして、問題視された。

 2年前、劉氏の死に悲しみで体が震えたという胡さん。帰国にあたり、貧困層がないがしろにされた行政のあり方に疑問を深めた。芸術家として社会への関心を表明しなければと考え、壁画を作った際に、鉄格子や無人の椅子を描いた。

 面倒なことが起きると覚悟したが、「自己検閲は拒否する。これは私にとって芸術創作の原則だ」。作品が完成した日から5日間、社会の秩序を乱したとの容疑で拘束された。

 胡さんは無人の椅子の部分だけ…

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