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(13日、高校野球京都大会 立命館11―3同志社国際)

 四回表無死二塁、この日が18歳の誕生日だった立命館の藤井敏暉(としき)君が打席へ。応援席から「ハッピバースデーとーしきー」の声が響いた。今大会はシード校だが、過去2年は初戦負けが続いていた。

 昨年の初戦も誕生日。今年こそ誕生日に勝ちたいと思い、長打を狙っていた。家を出るとき、母親からも「最高の誕生日にしてきなさい」と言われていた。

 3球目。高めの直球を振り抜くと、左翼スタンドに吸い込まれた。「やってやった」。本塁を踏み、笑顔で次打者とハイタッチした。誕生日に公式戦初の本塁打が飛び出した。(川村貴大)