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(14日、高校野球山口大会 豊浦7―4宇部高専)

 豊浦の三塁側スタンドでは、学ラン姿の女子生徒たちが拳を突き出し、声援を送った。白い手袋に赤いハチマキ姿。足元は裸足だ。応援団員の山根唯花さん(18)は「可愛さより力強さ。その方が、気持ちがより伝わると思う」。

 応援団21人のうち12人が女子生徒。西村耕陽団長(17)によると、元々男子校だった豊浦は共学になった後もチアリーダーを置かず、男女問わず昔ながらの硬派な応援を続けている。「女子部員たちは声も通るし、ありがたい」と西村団長。

 スタンドはコンクリート製で、夏の日差しはつらいし、この日は雨で足もぬれた。でも、山根さんは「だからこそ、やりがいを感じる。足を汚さず応援するより、終わったあとの達成感が大きいんです」。(滝沢貴大)