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 神輿(みこし)の担ぎ棒を交差させて押し合う「けんか神輿」で知られる「こだま夏まつり」が14日、埼玉県本庄市児玉町で開かれた。

 旧児玉町の市街地にある八坂神社の祇園祭で、各地区が所有する9基の神輿が同神社境内に集合。神様が神輿に乗るための「渡御発輿祭(とぎょはつよさい)」を行った後、そろいの半纏(はんてん)姿の担ぎ手に担がれて市街地に出て行った。

 午後4時ごろから、町内の辻などで神輿が鉢合わせすると、トンボと呼ばれる神輿の担ぎ棒を交差させる「組み合い」が始まった。担ぎ手の掛け声「わっしょい、わっしょい」が「しょい、しょい」と聞こえる。「上げろ」の声で前方の担ぎ手が後方にずれ、神輿が鋭角に傾くほど押し合いを繰り返し、5分間ほど組み合いを続けた。終わると担ぎ手同士が握手し、それぞれが手拍子で締めて次の組み合いに移動していった。(坂井俊彦)