【動画】「動く美術館」 祇園祭前祭の山鉾巡行=大貫聡子、大村治郎撮影
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 京都・祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行が17日、京都市であった。「動く美術館」といわれる、豪華な装飾品に彩られた23基の山鉾が都大路を優雅に進み、沿道に詰めかけた約12万人(京都府警調べ)の見物客を魅了した。今年は祇園祭が始まって1150年の節目で、令和初の巡行。伝統の祭りは新たな歴史を刻んだ。

 午前9時過ぎ、先頭の長刀(なぎなた)鉾が四条烏丸を出発。鉾に乗った稚児の中西望海(のぞみ)君(10)がしめ縄を太刀で切ると、観客から拍手が起きた。四条河原町の交差点などでは、山鉾の進行方向を90度変える豪快な「辻回し」が披露された。

 24日には後祭(あとまつり)の山鉾巡行があり、193年ぶりに参加する鷹山(たかやま)を含む11基が登場する。(大村治郎)