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 伝統の「立ち襟」ユニホームを23年ぶりに復活させた中京大中京が15日、愛知大会の3回戦に登場し、名東を11―1で破って初戦を突破した。

 この日は公式戦でのユニホームの「お披露目」となり、熱田愛知時計120スタジアムにはファンらが詰めかけた。同校OBで23年前のユニホーム刷新時に野球部員だった高橋源一郎監督は試合後「いつもより声援が大きかった。やりやすかったですよ」と笑顔を見せた。

 試合は、初回から打者9人の猛攻で5得点。その後も得点を重ねた。守備では右腕・麻続(まぞく)竜生君(3年)が低めに投球を集めて6奪三振と好投し、流れを渡さなかった。

 夏の甲子園で歴代最多の優勝7回を誇る同校だが、現野球部員は伝統のユニホームを知らない世代。変更が決まってから「伝統のユニホームでまた全国制覇してほしい」と、OBから声をかけられることもあったという。今泉颯太主将(3年)は「まず1勝できて、伝統を受け継ぐ一歩を踏み出せた。甲子園でもこのユニホームを着て、全国の人たちに見せたい」と話した。(佐々木洋輔)