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 長野県は15日、同県根羽村で12日に捕獲された野生イノシシ1頭と、同県木曽町で13、14日に死んだ状態で見つかった同2頭が、いずれも豚コレラに感染していたと発表した。同県内では既に同1頭の感染が確認されており、同県内で感染が確認された野生イノシシは計4頭になった。

 長野県内での野生イノシシの豚コレラ感染は、木曽町で8日に死骸で見つかった1頭が最初。同県が12日に陽性反応が出たと発表し、翌13日にあった農林水産省の検査で感染が確定していた。これを受け、同県はこの1頭が見つかった場所から半径10キロ以内の地域で野生イノシシを捕獲して感染の有無を調べるなど、監視態勢を強めていた。

 長野県は養豚農家などに消毒用の消石灰などを配布し、早急に散布するよう呼びかけるほか、野生イノシシ向けのえさ型ワクチンの使用を、当初予定していた9月から前倒しすることを検討している。(岡林佐和)