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 名古屋市で2016年、中学受験をめぐり、父親が小学6年の長男(当時12)を包丁で刺して殺害する事件が起きました。殺人の罪に問われた父親に19日、判決が言い渡されます。息子の名門校合格に執着した父親が起こした事件を、大なり小なり、自分に重ね合わせて見つめた親や受験経験者もいるのではないでしょうか。

 教育、とりわけ受験をめぐる虐待まがいの行為は、なぜ起きてしまうのか。虐待に及んでしまうのは、どのような親が多いのか。今月、「ルポ教育虐待 毒親と追いつめられる子どもたち」を出した教育ジャーナリストのおおたとしまささん(45)に聞きました。

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 名古屋の裁判を傍聴しました。証言に立った被告の父もまた、被告に対する教育虐待の加害者であり、同時に、自身も教育虐待を受けて育った被害者でした。

 息子(被告)の犯行について「受験というのは、それくらい壮絶なものだ」という趣旨のことを話したのが印象的でした。殺されてしまった男の子だけではなく、被告も、被告の父も教育虐待を受けてきたと知り、世代を超えて続く深刻な問題であることをあらためて実感しました。

 教育虐待とは、「あなたのため…

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