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 日本で野球がしたい――。ブラジルに住むベネズエラ難民の少年が描いた夢を、24歳の日本人が実現させることになった。「アマゾンから日本へ」をテーマにクラウドファンディングで資金を調達。9月の来日に向けて士気を高める少年野球チームを訪ねた。

 「バーモス(行くぞ)」。6月末、ブラジル北部の都市ベレンで開かれた野球大会で、ポルトガル語の元気なかけ声が響いた。打っても、ミスをしても、笑顔で声をかけ合う。そんな子どもたちの姿を見つめていたのは、アマゾン川流域の都市マナウスの少年野球チーム「マナウスカントリークラブ」の宮田瑠星監督(24)だ。大学まで野球を続け、昨年2月、国際協力機構(JICA)のボランティアとして、マナウスで指導を始めた。

 チームには日系人の他、ブラジル人、キューバ人など6~15歳の約35人が所属する。その一人が、政情不安が続くベネズエラから2年前に難民としてやってきたフアン・ダビド君(14)だ。生活に困窮し、一度は野球を続けることを諦めたが、宮田さんと出会い、現地の日系人らの支援を受けることで、もう一度プレーできるようになった。日本への感謝の気持ちに加え、イチロー(元マリナーズ)らが大リーグで活躍する姿を見ていたこともあり、「高校から日本で野球をしてプロになりたい」。そんな目標を宮田さんに明かすようになった。

 ところが、今年1月、事態は一…

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