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 トランプ米大統領は14日、ツイッターで、トランプ氏に批判的な野党・民主党の非白人の女性議員に対し「帰って壊れた国を直すのを手伝ったらどうか」と述べた。さらに15日にも記者団に「(女性議員たちが)米国にいるのが嫌なら、出て行って構わない」と攻撃した。民主党は人種差別発言だとトランプ氏への批判を強めている。

 トランプ氏が念頭に置くのは、プエルトリコ系のオカシオコルテスやソマリア難民のオマール、パレスチナ系のトレイブ、アフリカ系のプレスリーの4議員。うち3人は米国生まれ。4人はトランプ氏の移民政策を強く批判している。

 トランプ氏は14日に「とても興味深いが、民主党の『革新系』女性議員は、もともと政府が完全に混乱し、世界でもっとも腐敗し、機能していない国から来ているのに、地球上もっとも偉大で強い米国の人々に対し、政府はこうあるべきだなどと大声で罵倒している。もともといた国に帰って、完全に壊れ、犯罪まみれの国を直すのを手伝ったらどうか。それから米国にもどり、どうやったか見せろ」とツイートした。

 これに対し、民主党のペロシ下院議長は「4人の女性議員を母国に帰れと言ったトランプ氏は、『米国を再び偉大にする』という政策は、常に『米国を再び白人の国にする』ということだと改めて認めた」と批判した。(ワシントン=土佐茂生)