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 テニスのウィンブルドン選手権の決勝で、ジョコビッチは5時間の死闘を制し、連覇を果たした。ただ、選手権でスタミナが必要なのは選手に限らない。当日券を求めて待つ観客も、体力と忍耐が求められる。並ぶことが普通の英国でも、ウィンブルドンの行列はとりわけ有名だ。

 人々は、目当ての試合の前夜から、会場前の公園にテントを張って待ち始める。錦織圭の3回戦を見に行った同僚は、試合当日の午前4時半に列に加わったが、すでに3600番目。午前10時半にチケットを買ってコートへ走ったが、再び長い行列に阻まれた。スタンドの席が空き、観戦できたのは1セット目が終わった正午前だった。

 ネットが発達した時代に、観客を待たせない技術なんていくらでもあるだろう。でも、大会の最高責任者は「みんな並ぶのを楽しんでいるんだから」と意に介さない。実際、観客は日の出を待ってビールで乾杯したり、居合わせた人とおしゃべりしたり。同僚も「これぞウィンブルドン。いい思い出になりました」と満足げだった。

 非効率に見える伝統を味わう余…

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