福岡)「神宿る島」を300人遠望 倍率5倍超のツアー
上田真仁
「神宿る島」と称され、世界遺産に登録されている福岡県宗像市の離島・沖ノ島を、船で海上から見るツアーが15日、開催された。上陸が禁じられている玄界灘の孤島を間近に見ることができるとあって、申し込みが定員の5倍を上回る人気ぶり。ツアーに記者も同行した。
県や宗像、福津両市、宗像大社でつくる「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会」が企画。沖ノ島と関連遺産群が世界遺産に登録され、今年で2周年を迎えたのを記念した初の試みだ。
島は世界遺産登録を契機に神職以外の上陸ができなくなったが、神秘の島をひと目見たいと、定員300人に対して1641人の応募があったという。
ツアーは、市の離島・大島を…