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 高校野球史上最速となる163キロをマークした岩手・大船渡の佐々木朗希(ろうき)投手(3年)が21日、県営野球場であった第101回全国選手権岩手大会4回戦の盛岡四戦に先発し、160キロを計測した。試合は延長十二回、佐々木が決勝の2点本塁打を放ち、大船渡が4―2で勝った。

 過去2戦に続き、佐々木は4番、投手で先発出場した。2―0でリードしていた八回2死、相手3番打者への3球目のボール球が球場のスピードガンで160キロと表示された。

 佐々木は身長190センチ、体重86キロの大型右腕で、これまで甲子園の出場経験はない。4月にあった高校日本代表の研修合宿の紅白戦で、プロ野球のスカウトのスピードガンで163キロを計測。大谷翔平(大リーグ・エンゼルス)が岩手・花巻東高時代に記録した高校生最速の160キロを上回った。日本最速は大谷が日本ハム時代に記録した165キロ。

 大船渡は2回戦で遠野緑峰に14―0(五回コールド)、3回戦は一戸に10―0(六回コールド)で勝った。佐々木は2回戦は2回を投げ無安打無失点で最速が147キロ。3回戦は6回参考ながら無安打無得点試合を達成し、最速は155キロだった。