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 台湾の野党国民党は15日、来年1月の総統選の公認候補を決める予備選で、高雄市長の韓国瑜氏(62)が勝利したと発表した。再選をめざす与党民進党の現職、蔡英文(ツァイインウェン)総統(62)と共に2大政党の候補が出そろった。韓氏と公認指名を争った鴻海(ホンハイ)精密工業の創業者、郭台銘氏(68)は資金力を生かして大がかりな宣伝を繰り広げたが、古い政治からの脱却の担い手として韓氏に集まる人気を崩せなかった。

 国民党の予備選には韓氏や郭氏ら計5人が参加。一般有権者を対象に実施した党の世論調査で公認を決める方式で、韓氏の支持率は44・8%、2位の郭氏の27・7%に大差をつけた。

 「台湾安全 人民有銭(台湾に安全を 人民にお金を)」

 15日、党本部前に集まった支持者が訴えたのは、中国との関係を安定させて景気回復を図るという韓氏の主張の一つだ。

 かつて立法委員(国会議員)だった韓氏は昨秋の統一地方選で南部の高雄市長に当選。党中央も批判する政治姿勢やざっくばらんな語り口で国民党の刷新を求める人々の支持を得て、同党大勝の原動力となった。

 市長就任後は香港や中国を訪れ、高雄の農水産品を売り込み実行力をアピール。予備選ではSNSなどを使った口コミを重視し、「庶民総統」のキャッチフレーズで支持を広げた。

 一方、郭氏が創業した鴻海はシャープを傘下に置き、米アップルのi(アイ)Phone(フォーン)などの受託生産を担う世界企業だ。郭氏は台湾一の富豪として知られ、4月に立候補表明した際は有力候補とみられていた。

 敗因の一つは、中国との関係の…

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