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(16日、高校野球栃木大会 栃木商9―2烏山)

 烏山は6回、3年生が意地を見せた。小野隼人選手の内野安打を口火に満塁の好機で荒井拓海選手は直球を思い切り振り抜いた。2人が生還した。

 9人の3年生が入部した時、野球部の先輩部員は7人。川又勝寿監督は「これで野球ができる。救世主だった」と話す。9人は1人も脱落することなく、きつい練習にも耐えた。

 渡辺柊也主将は川又監督の元で野球をやりたくて2時間かけて烏山に通った。毎朝5時起き、帰宅は午後11時を回っていた。「もうやめたい」という仲間もいたが、助け合って最後の夏まできた。

 渡辺主将も八回、二塁打を放った。「苦しい時もあったが、めげずに9人で最後までやれてよかった」(北崎礼子)