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災害考古学 第5部:6

 四国を代表する河川、吉野川。かつて可動堰(ぜき)の建設をめぐって注目された第十堰に近い徳島市国府町東黒田の狭い道沿いに、高さ4・19メートルもあるお地蔵さまがいる。台座を高くした徳島特有の石造物「高地蔵(たかじぞう)」で、3メートル近い石の台座の上で目線を下げ、やさしくほほ笑んでいる。

 「『うつむきさん』と呼ばれ、大事にされています」。地域住民でつくる文化財保護団体で活動する辻本一英さん(68)が教えてくれた。

 建立は江戸時代後期の文化8(1811)年。吉野川は「四国三郎」の異名をとり、日本三大暴れ川の一つとされる。流域は何度も洪水に襲われてきた。「お地蔵さまが水没したり、流されたりしては申し訳ない」。地元の豪農が作ったと伝えられる。

 辻本さんたちは、十数年前に近…

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