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 フランスのマクロン大統領側近のドリュジ環境相が16日、辞任した。ドリュジ氏をめぐっては、下院議長時代に公費で友人らを招いて豪華な夕食会を開いていたと報じられ、批判の声が高まっていた。

 ドリュジ氏は同日、ツイッターに「平穏にかつ効率的に使命を果たすことができない」とつづった。マクロン氏は15日、「報道による暴露だけで(更迭を)決めることはない」と擁護姿勢を示していた。ドリュジ氏はマクロン氏の数少ない側近で、政権が力を入れる環境問題を担うポストだけに痛手となる。

 仏調査報道機関メディアパルトが報じたドリュジ氏の会合の写真には、高級ワインや盛りだくさんのオマールエビが写り、市民の反発を招いていた。ドリュジ氏は当初「会合は仕事上の付き合いのためだった。私はエビアレルギーだ」などと弁明していた。(パリ=疋田多揚)