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 埼玉県蕨(わらび)市で高校2年の男子生徒(17)が自宅2階の一室で男に首を切られて負傷した事件で、生徒が男について「知らない人だった」という趣旨の話をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。この部屋のベランダに家族のものではない足跡があったことも判明。県警は男が部屋の窓から侵入した疑いがあるとみて、殺人未遂容疑で行方を追っている。

 捜査関係者によると、生徒は入院中だが、2週間程度で退院できる見込みという。県警に対し、現場から逃走する男を目撃した生徒の父親(42)は「面識のない男だった」と話しているが、生徒も同様の説明をしているという。

 一方、生徒が襲われた部屋のベランダに出入りする窓には壊された形跡はなかったという。事件当時、窓は無施錠で、県警はこの窓から男が侵入し、就寝中の生徒に突然切りつけたとみている。

 事件は16日午前3時半ごろ発生。父親がうなり声に気づいて生徒の部屋に行くと、刃物をもった男が出てきて1階玄関から逃走したという。男は20~30代くらいで身長約175センチ。やせ形で薄いグレーの作業着に黒のズボン姿だったという。