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(17日、高校野球岡山大会 倉敷翠松13―11就実)

 3安打4打点の大当たりだった倉敷翠松の5番、町竜之介君(3年)。勝負強さの秘訣(ひけつ)は4番を打つ弟・崇利君(2年)の存在だ。今春からこの打順になり、「弟がつないでくれると特に燃えるんです」。

 この日も初回、弟が四球を選んで広げたチャンスに初安打。直球狙いだったが、変化球に体が反応したという。四回には、2死から兄弟の連続適時打で大量得点の口火を切った。

 六回に逆転を許したが、焦りはなかった。「うちのチームなら絶対に取り返せる」。言葉通り、七回はチーム12点目となる適時打を放ち、乱打戦に決着をつけた。

 次の対戦は昨夏敗れた岡山一宮。「このチームならもっと勝ち進める」。みんなつないでくれ。俺が決める――。初戦でそんな自信を深めた。(小沢邦男)