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 小倉祇園太鼓保存振興会は17日、振興会に会員として登録せずに、祭り会場でパフォーマンスのように太鼓を打つ「ゲリラ太鼓」を排除しようと、リバーウォーク北九州や北九州市役所周辺に看板を設置した。19~21日の祭り期間中、振興会メンバー2人と警備員3人でつくる班を5カ所に配置し、目を光らせる。

 振興会が現在の形で対策に本腰を入れて3年目。大型と中型の看板は計12カ所に置き、正調打法に逸脱したり、大音量を流したりする行為などを禁止事項として表示している。

 振興会によると、ゲリラ太鼓は若者中心の同好会。正装の浴衣ではない派手な衣装を着たり、創作太鼓を打ち鳴らしたりする。昨年も看板を掲げた区域外で8団体を確認したという。

 祭り会場の市役所周辺は振興会が使用許可をとって運営している。振興会の新井義則常任理事は小倉祇園太鼓が今年、国の重要無形民俗文化財に指定されたことに触れ「会員団体ときちんと区別したい。根気強くやるしかない」と話した。(貞松慎二郎