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 男子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英オープンは18日(日本時間同日午後)、英領北アイルランドのロイヤルポートラッシュGC(7344ヤード=パー71)で開幕する。全英オープンの名物とも言える気まぐれな風は、68年ぶりの開催となった北アイルランドでも脅威となっている。日本勢は読み切れるのか。

 コースは、海岸沿いの自然を生かして造られた「リンクス」。高木がほとんどなく、風の影響を受けやすい。開幕前日の練習ラウンドは、それまでの2日間とは打って変わって暴風雨の中で行われた。

 初挑戦となる21歳の金谷拓実は、強い向かい風が吹く16番パー3(236ヤード)で、ドライバーを握った。「風がなければ、アイアンでも届くのに」。パー3でのドライバーは「小学校の時以来」と苦笑した。

 同じく初出場の26歳、堀川未来夢は「昨日までとは、全く別のコースに感じた」と驚く。飛距離が80ヤード違うこともあったという。「林の中の日本の風とは重さが違う。何キロも先からスピードに乗ったような風。読み間違えたら、大変なことになる」

 8度目の出場となる33歳の池田勇太は「2日間でコースは覚えた。風の雰囲気を」と3日目の練習に臨んだ。「風向き一つでコースが変わる。かといって、どういう風になるか分からない」と話した。(木村健一)