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 覚醒剤取締法違反の罪で起訴後に保釈され、さいたま地裁で公判中だった男が昨年10月から行方不明になっていたことが埼玉県警などへの取材でわかった。別の建造物侵入事件を捜査していた県警が男の居場所を特定し、17日、同容疑で逮捕した。

 県警などによると、男はさいたま市北区奈良町、職業不詳の山下洋規容疑者(39)。17日の逮捕容疑は昨年9月、同市内のアパート敷地内に侵入したというもの。このアパートの一室を、過去に山下容疑者の親族が契約していたという。山下容疑者は「自分宛ての郵便物が届いているかと思った」などと供述し、犯意を否認しているという。

 山下容疑者は昨年2月に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕、起訴された。翌3月に保釈決定が出ていた。同市内の山下容疑者の実家が居住地とされ、2カ月後の初公判から第5回公判までは出廷したが、同10月以降は出廷せず、行方がわからなくなっていた。同12月に保釈が取り消され、さいたま地検が行方を探していたという。