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 東京の新宿高島屋で開催中の「特別展 りぼん 250万りぼんっ子 大増刊号」が盛況だ。会場では、展示品から聞こえてきそうな「久しぶり。元気にしてた?」という呼びかけに応えるように、「懐かしい!」「この場面好きだった!」などの声があふれる。

 1955年に創刊した「りぼん」は、93年末には最高発行部数255万部を記録。展示会では『姫ちゃんのリボン』(水沢めぐみ)『天使なんかじゃない』(矢沢あい)『ちびまる子ちゃん』(さくらももこ)『有閑倶楽部』(一条ゆかり)など90年代に掲載され人気を博した16作品に焦点を絞り、約120点の原画や約150点の付録など400点以上の展示物で紹介する。

 当時の裏話や作家所蔵のグッズも披露。展示会のために描き下ろしたカラー原画には、「おひさ!」「また会えたね!」などと書かれ、読者との“再会”を喜ぶかのようだ。

 アニメや実写映画にもなった人気作『ママレード・ボーイ』の作者、吉住渉さんは今回初めて作画風景を公開した。当時について「漫画の原稿のほか、付録用のイラストもあってとにかく大変だったけれど、楽しかった」と振り返り、「色々な年代の方に喜んでもらえたらうれしい。どの絵が好きかぜひ教えて」と話す。

 都内在住の高畠知己(ともみ)さん(49)は娘の楓(かえで)さんらと来場。「一条ゆかりさんや矢沢あいさんのファン。原画がきれいでびっくりしました」と話した。

 プレス内覧会に登場したタレントの横澤夏子さんは、「『天使なんかじゃない』の主人公に憧れて生徒会長になった。私の青春。文化祭や体育祭、色々あったけど漫画のようにはうまくいかなかった(笑)」とエピソードを語った。

 11階特設会場で28日まで。午前10時~午後8時。ただし、20、26、27日は午後8時半まで。最終日は午後6時まで。(入場は閉場の30分前まで)料金は一般1千円ほか。詳しくは公式サイト(https://www.ribon-ten.com別ウインドウで開きます)へ。(松沢奈々子)