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 第43回全国高校総合文化祭「2019さが総文」(文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟など主催、朝日新聞社など特別後援)が27日、佐賀県で開幕した。8月1日までの6日間、県内全20市町を舞台に全国の高校生約2万人が日頃の成果を披露し、交流を深める。

 演劇や放送、書道、弁論など規定19部門と、開催県が独自に設ける特別支援学校、ボランティア、茶道、郷土研究の協賛4部門の計23部門がある。今年のテーマは、佐賀県で毎年国際競技大会があるバルーン(熱気球)にちなみ、「創造の羽を広げ、蒼天(そうてん)へ舞えバルーンの如(ごと)く」。

 佐賀県は茶葉や焼き物、ようかんなどの特産品があるため、協賛部門の一つに茶道を選んだ。午後から総合開会式が開かれる佐賀市文化会館には茶席が設けられ、佐賀市内の高校の茶道部員らが全国からの来場者をもてなす。茶に添える菓子は、生徒がデザインを考案。名物のバルーンと、佐賀の豊かな水資源をイメージした2種類を用意した。

 式前のリハーサルには、市内6校の約60人が参加。お点前やお運びの手順を確認した。佐賀西高校の本山莉子さん(2年)は「おもてなしですてきな時間をすごしてもらい、茶道の魅力も伝えたい」と話した。(福井万穂)