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 半導体大手の東芝メモリホールディングス(HD)は18日、社名を「キオクシアホールディングス」に10月1日付で変更すると発表した。昨年6月に東芝グループから独立したため、社名を変える必要があった。「東芝」の看板を下ろして再出発し、早ければ年内の株式上場を目指す。

 子会社の東芝メモリも「キオクシア」に社名変更する。同社の主力商品はデータを保存できる半導体「NAND型フラッシュメモリー」。新社名は主力商品にちなんで日本語の「記憶」と、ギリシャ語で「価値」を意味する「アクシア」を組み合わせた。

 東芝メモリは昨年6月、親会社の東芝から米投資ファンドのベインキャピタルが率いる「日米韓連合」に約2兆円で売却された。今でも東芝が東芝メモリHDの株式40%超を保有しているが、買収を機に東芝の連結子会社から外れたことから、社名に「東芝」を使うためのブランド使用料を払っており、社名変更を検討していた。

 また、東芝メモリHDは12日、唯一の代表権を持つ成毛康雄社長が病気療養で入院中のため、早坂伸夫氏を代表権を持つ副社長に起用し、社長の業務を代行させると発表している。成毛氏は9月中に復帰する見通しという。(小出大貴)