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 安倍晋三首相主導の憲法改正に反対する立憲民主、国民民主など野党4党は、「改憲勢力」による3分の2の議席確保を阻止した。「野党統一候補」を擁立して臨んだ全国32の1人区でも、新顔が自民現職に競り勝つ選挙区が相次ぎ、3年前(11勝)に迫る10議席を獲得。一本化の効果を示した。

 「限界があるかと思っていたが、予想に反して良い戦いをした所が多い。前回に近い数字がとれたというのは、野党共闘が前進したということだ」。立憲の枝野幸男代表は21日深夜の記者会見で強調した。

 立憲、国民、共産、社民の4野党は、全国に32ある改選数1の「1人区」で候補者を一本化した。野党側が11勝した3年前と同様の対応で、立憲の福山哲郎幹事長は「11議席以上は最低条件」と位置づけてきた。この水準にほぼ達した。

 統一候補の公認の内訳は立憲7、国民6、共産1。残る18人は党派色を薄めて無所属で臨んだ。この無所属候補のうち8人が当選。2年前の民進党分裂による野党内の足並みの乱れを最小限に抑えることに成功した。立憲公認の当選者は1議席、国民公認は1議席だった。

 野党候補が乱立した6年前の参…

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