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 トヨタ自動車の創業者が発案し、70年以上の歴史ある「TOYOTA」のミシンが来春までに姿を消す。業績が振るわず、手がけてきたアイシン精機が次世代の自動車に経営資源を注力するために撤退を決めた。

 売上高が4兆円を超えるアイシンで、ミシンの比率は0・1%未満。それでも数字以上の重みがある。祖業と呼べる存在で、会社の屋台骨となってきたからだ。広瀬隆久執行役員(59)は若い頃に赴任した台湾の工場で手が足りず、組み立てに従事したことが忘れられないという。「背負ったトヨタの看板に傷はつけられないと、皆が一生懸命働いた。販売店や買っていただいたお客さんには、感謝しかない」

 トヨタを起こした豊田喜一郎は…

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