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 参院選の勝敗のカギを握る全国32の「1人区」。中でも接戦が予想されていた三重選挙区の決着は、早々とついた。

 「自民、公明の責任与党に対する期待を寄せてくださった結果だと思う」。21日夜、歓声に包まれる三重県四日市市の事務所で、自民現職の吉川有美氏(45)は勝因をこう語った。四日市は、旧民進党代表などを歴任した岡田克也衆院議員(66)の地元。事務所前の壇上に並んだ自民党県連幹部から笑顔があふれた。

 一方、津市では野党統一候補の芳野正英氏(44)の事務所が重い空気に包まれた。岡田氏は「素晴らしい候補、素晴らしい活動だったのに勝てなかったということは、十分に伝えきれなかったということ」と力なく語った。

 参院三重選挙区は、旧民主が2000年補選から推薦候補を含めて5連勝していたが、13年に吉川氏に議席を奪われた。奪還に向けて擁立したのが四日市市議や県議を務めた芳野氏だった。「三重で勝てなければ、どこで勝てるんだ」。岡田氏は公示前、報道陣にこう言い切るほど自信を見せていた。

 野党陣営には「勝利の方程式」があった。各党が直接手を結ぶことはせず、市民団体「市民連合みえ」と政策協定を結んで連携する「ブリッジ共闘」だ。労働組合の連合三重が共産党に抵抗感が強いことに配慮した。16年の前回参院選は、民進(当時)現職の芝博一氏が自民新顔に約2万票差で競り勝った。

 だが今回、労組の動きは鈍かっ…

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